7時54分池袋発の快速に乗り、飯能で乗り換えて、9時3分に高麗駅に到着しました。今日は、高麗駅から、日和田山、高指山、物見山、西大峰、五常山、長尾根山と縦走し、武蔵横手駅から帰途に着く予定です。総距離8.7km、コースタイム5時間42分のコースです。この映像の内容は、ブログでも公開しています。

これまでは、山と渓谷オンラインのヤマタイムで計画して、地図をスマホにダウンロードして、歩いていました。今日は、GPSで現在位置が判るヤマレコを利用してみることにしました。道迷いの心配を減らせるんじゃないか?と期待しています。
男坂か?女坂か?

男坂・女坂の分岐です。私たち夫婦は、当初の予定通り、女坂を選びました。けれども、前を歩いていた人、全員が、男坂を選択したので、正直、とても迷いました。少し歩いて、思いました。女坂の選択は、正解!昨日の夜、遅くなってしまい、ベッドに入れたのは、2時でした。その影響で、体が重いと感じながら、登ることになってしまいました。

途中、動けないと座り込んでいる人を見かけました。ツアーに参加されている人で、ガイドの人が対応されていました。座り込みながらも、妻のザックを見て、軽そうな小さなザックね!とおっしゃっていましたので、大丈夫だろうと、夫婦で話しながら、進みました。
金毘羅神社からの絶景

金毘羅神社に到着です。

まず目に入ってきたのは、先週末、行った巾着田です。残念ながら、私たち夫婦には、巾着袋には見えませんでした。日和田山でも、他の場所からは、巾着袋に見えるのでしょうか?

巾着田の先には、スカイツリーがうっすらと見えました。

富士山も奇麗に見えました。あまりの眺望の良さに、金毘羅神社のことを忘れていました。奇麗な眺望に思いを残しながら、日和田山の山頂をめざします。
日和田山の山頂をめざす

山頂に向かう途中、景色の奇麗そうな場所を見つけたので、一眼で撮影してみました。

左は、日和田山の山頂を避けて、高指山へ、右は、日和田山の山頂に向かう分岐です。迷わず、日和田山の山頂をめざします。

すぐ、日和田山の山頂が見えました。日和田山の山頂です。

日和田山の山頂は、東側だけ、眺望がありました。

急な坂を下りて、日和田山の山頂を後にしました。
これだけ?と思った高指山 振り返ると・・・

縦走する稜線が現れました。日和田山の山頂より、金毘羅神社からの眺めがとても良かったので、山頂はスキップしても良かったかな?と、夫婦で、話しながら進みます。

物見山と高指山の分岐です。高指山をめざします。分岐から少し歩くと、高指山の山頂が見えました。

高指山の山頂です。

これだけ?と思って、振りかえったところ、富士山の絶景に驚かされました。
駒高集落から一等三角点もある物見山へ

駒高という集落を抜けて、物見山をめざします。

地元の子供たちでしょうか?元気な子供の集団がやってきました。

物見山の山頂に到着しました。

物見山には、数少ない一等三角点があります。映画「劒岳 点の記」で有名になった一等三角点ですが、私たち夫婦が、実際に目にしたのは、これは初めてでした。結婚前、富士山山頂で目にした三角点は、二等三角点だったことを思い出しました。
疾走するトレイルランナーを目撃

山頂は、風が吹いて、とても寒かったので、速攻で、稜線まで下りました。疾走するトレイルランナーです。すぐに、見えなくなってしまいました。

また、トレイルランナーです。真似して走ってみました。妻から、大笑いされてしまいました。

とても奇麗な樹林帯が続きます。しっかり、間伐と植樹がされているようです
切り通しを抜けて、北向地蔵へ

切り通しを抜けて行きます。車道を横断して、また登山道に入ります。ヤマレコのGPSでは、北向地蔵に近づいているようです。
もうすぐ、12時ですので、お昼ご飯の時間です。陽のあたる暖かい場所で、ご飯を食べたいね!と話しながら、進みます。

タイミング良く、陽のあたる丘が見えてきました。私たち夫婦は、この丘でお昼ご飯を食べることにしました。

ご飯を食べ終わり、ハイキング再開です。北向地蔵の前を通りましたが、手を合わせることも撮影も忘れていました。私たち夫婦は、決して信心深い人間ではないようです。
道しるべは倒れていることも・・・

しばらく、樹林帯を進むと、強い風が吹いてきました。風が体温を奪うので、中間着を増やすことにしました。我慢せず、中間着を増やしたことは大正解でした。とても快適になりました。

ただ、私たち夫婦は、この時、道迷いをしていました。少し前、中間着を着たところまで、戻る必要がありました。中間着を着たところまで戻ると、倒れた道しるべを発見しました。
道迷いのはじまり

倒れた道しるべから、少し歩くと、かわいい道しるべを見つけました。

西大峰をめざします。風が一段と強くなりました。

西大峰に到着しました。一切、眺望もないので、沢山峠をめざします。

ヤマレコのGPSが、ずれ始めました。スマホを八の字に回すとコンパスが調整されるはずです。けれども、八の字に回すたびに、現在位置が、ずれて表示される状態になってしまいました。

ここは、道迷いしやすいポイントとして、ヤマレコに書き込みを見つけました。書き込みを見つけたので、直進したものの、引き返しました。
確実に下山できるポイントまで戻ることに

私たち夫婦は、登山道を先に進みました。けれども、ヤマレコのGPSが、ずれる現象は続きます。登山道を示すピンクリボンも見つけることができません。しかも、この先は下り坂のようです。落ち葉が、登山道を覆って、登山道が見えなくなっているのかもしれません。落ち葉で登山道が見えなくなっている場合に遭難するパターンが多いと聞いたことを思い出しました。

私たち夫婦は、確実に下山できるポイントまで戻ることにしました。登山道がわからない状態で、下る選択は、遭難に繋がると、YouTubeで見たことがあったので、怖くなってしまいました。
計画変更して下山開始

確実に下山できるポイントまで、無事に戻ることができました。五常の滝をめざします。

一旦、舗装道に出て、左を見ると、登山道に戻る入口が見えます。

深い谷を見ながら、登山道を進みます。舗装道の手前、右に登山道を見つけました。武蔵横手駅まで、2.8kmとの記載があります。

倒木が多い道です。こうして、山は形を変えていくのかな?と話しながら、進みます。

しばらく行くと、舗装道に出ました。

大きな切通しを抜けていきます。この切通しの右側に五条の滝があるようです。

葉だけのヒガンバナを見つけました。この山の球根が、洪水で、巾着田に流れ着いて、花を咲かせたのかも?と夫婦で勝手に納得しました。
ヤマレコの正しい使い方が大切

ここまで来ると、武蔵横手駅まで、舗装道を歩いて行くだけだね!と夫婦で安心しました。「ルートから外れました」と、ヤマレコの警告メッセージも無くなりました。確実に下山できるポイントまで、戻ることを選択した後、ずっと、ルート逸脱メッセージを聞きながらのハイキングでした。

家に帰ってから、今日の記録を確認したところ、ずっと正しいルートを歩いていたことが判明しました。ヤマレコのGPSは、胸の前で、スマホを水平にして、現在位置を確認する必要があるそうです。この使い方が間違っていました。私たち夫婦は、胸の前で、スマホを立てていました。
GPSが不調になった場合、八の字に回すだけでなく、スマホ再起動も有効だそうです。また、スマホを省エネモードで使用しないことも大切とのことです。そのうえで、胸の前で、スマホを水平にして、現在位置を確認すれば、GPSのずれは解消できるそうです。これからは、気を付けたいと思いました。
武蔵横手駅から帰路に

武蔵横手駅が見えてきました。

その時、入線してくる電車を見つけました。電車が遅れているのか?私たちの時計が進んでいるのか?判りませんが、走って電車に乗ることができました。