今回の沖縄旅のコンセプトは、「野生のヤンバルクイナに遭う旅!」です。1日目は、やんばる国立公園内に建つホテルに泊まり、2日目の早朝、ヤンバルクイナを捜索しました。このブログは、3日目の朝、読谷村やちむんの里を歩きはじめたところから、はじまります。このブログの内容は、YouTubeでも公開しています。
やちむんの里 登り窯に感動
「やちむん」とは、沖縄の言葉で焼物のことです。
琉球王国時代、各地に散らばっていた窯元が、那覇市の壺屋(つぼや)に集められたのが、「やちむん」のはじまりだそうです。
その後、住宅が増えた那覇市では、登り窯から出る煙が公害問題として、クローズアップされたそうです。当時、読谷村からの申し出もあり、返還された米軍用地に登り窯をつくり、やちむんづくりがはじまったそうです。
現在では、19の窯元を中心に店舗が集まる「読谷村やちむんの里」として、人気スポットになっているとのことです。
登り窯が見えてきました。
一番下の窯で薪を燃やすと、炎がだんだんと上へ登り、熱が全体に行き渡る仕組みだそうです。
板やトタンで覆っているのは、窯焚きの後、窯の中で、やちむんを冷ましているそうです。火入れは、3の倍数月、3月と6月と9月と12月に行われるとのことです。
この登り窯を見れただけでも「やちむんの里」に来てよかったと思いました。
窯元の工房と店舗のようです。
窯元も店舗もはじまっていませんでした。
嘉手納基地の巨大さにビックリ
「道の駅かでな」に到着しました。道の駅かでなの展望台から、嘉手納基地を一望することができました。
嘉手納基地は、3,700メートルの滑走路2本を持つ極東最大の米軍基地です。基地の巨大さに少しビックリしました。
目が慣れるまで、駐機中の軍用機を確認することができませんでした。約100機の軍用機が常駐し、羽田空港の約1.3倍の面積があるそうです。
土日は、飛行訓練が休みで、飛行機の離着陸を見ることはできませんでした。
美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園
「美らヤシパークオキナワ・東南植物楽園」は、熱帯や亜熱帯の珍しい植物を楽しめる植物園です。
「水上楽園エリア」と「植物園エリア」ふたつのエリアがあります。
「水上楽園エリア」に入園して、橋を渡って行きます。
橋は、イルミネーションのトンネルになっています。夜間はとても奇麗かもしれません。
よく見ると、イルミネーションの先は、トックリヤシの並木になっています。
ブーゲンタワーがお出迎えです。
ブーゲンタワーを右手に見ながら、進んで行くと、水上に浮かぶユスラヤシの視界に入ってきました。
この景色は、素晴らしいと感動しました。
普通は、温室でしか見られないものが、屋外にあります。
さすが沖縄と夫婦で感心しながら、進みます。
ユスラヤシやトックリヤシに混じって、タコノキも見られます。
幹から生える根、気根(きこん)がタコの足のように出ている姿から命名されたそうです。
蓮の池とユスラヤシの森が見えてきました。
お尻フリフリ、とてもキュートです。
あいにくの雨模様で、周遊バス「ヤッシー号」は運休になっていました。ヤッシー号は、乗り降り自由で、水上楽園内4つのバス停を利用して、園内をくまなく楽しめたようです。とても、残念です。
ブーゲンビリアは、入り口のタワーだけだったねと話しながら、進みます。でも、この景色を見れただけでも良かったと思いました。
園内にはリスザルやヤギ、カピバラやカメなど、動物と触れ合える広場もありました。
沖縄で小中学生を経験した人なら、必ず遠足で来たことのある定番スポットなのだろうと感じました。
東南植物楽園 植物園エリア
ここからは、「植物園エリア」です。
「植物園エリア」は、「水上楽園エリア」と駐車場を挟んでいたので、忘れるところでした。
「植物園エリア」は、少し涼しく感じました。映像は、恋人通りを歩いています。
ユスラヤシ並木です。
このユスラヤシ並木は、日本一の規模だそうです。木の高さは25メートルとのことです。
ユスラヤシは、オーストラリア原産のヤシで、国内で、この高さまで育ったものは沖縄以外ではないそうです。
1968年に、「大林農園」という名称でにオープンして以来、50年以上もの年月をかけてここまで大切に育てられてきた賜物だそうです。
トックリヤシ並木です。
ユスラヤシ並木は、背筋が伸びるような印象でしたが、トックリヤシ並木は、ぽってりフォルムが可愛い印象でした。
バオバブの杜です。
バオバブとは、アフリカやマダガスカルに分布する樹で、世界で最も幹が太くなる樹だそうです。
マダガスカルには、樹齢300年、幹まわり約9m、高さ約30mのバオバブ・アベニューもあるそうです。
残念ながら、沖縄ではそこまで大きく育たないそうです。
ステーキハウス四季 浦添店
沖縄そば屋さんに入れなかったので、急遽、ステーキを食べることにしました。
ここは、沖縄そば屋さんから、一番近かったステーキハウス四季 浦添店です。少し待ちましたが、カウンター席で、シェフが手さばきも鮮やかに目の前で焼いてくれます。
ホテルで経験がありますが、鉄板焼きステーキの専門店は初めてでした。
私たち夫婦は、ランプサイコロステーキとリブ アイ ステーキを食べました。
メニューには、付合せ、スープ、サラダ、ライスかパン、コーヒーか紅茶が付いていました。付合せは、もやしとピーマン炒めと日替わりパスタから選べました。
とてもリーズナブルな価格で美味しいステーキを楽しむことができました。近くに来ることがあったら、また、来ようと店を後にしました。
沖縄食材を買って、那覇空港へ
浦添西海岸道路を走って、那覇空港に向かいます。
見えているのは、アメリカ海兵隊の駐屯地、キャンプキンザー内の米軍高層住宅です。米軍高層住宅の右手に見えてきたのは、パルコシティです。
パルコシティのサンエーで、沖縄食材を買って、那覇空港に向かいました。