今回の沖縄旅のコンセプトは、「野生のヤンバルクイナに遭う旅!」です。1日目は、やんばる国立公園内に建つホテルに泊まり、2日目の早朝、ヤンバルクイナを捜索します。ホテルをめざす前に、海中道路を渡って、果報バンタ(かふうばんた)に寄り道します。このブログの内容はYouTubeでも公開しています
海中道路を渡って、果報バンタをめざす
この交差点を右折すると、勝連半島(かつれんはんとう)の海岸線沿いを走る道路で、海も見えるはずです。
左手には、ビーチと海が、海の先には、海中道路で行く平安座島(へんざじま)も見えています。
平安座(へんざ)とは、「ひきしお」と言う意味だそうです。
勝連半島と平安座島の間の海は浅く、海中道路ができる前は、干潮時に徒歩で行き来していたそうです。
海中道路は、勝連半島と平安座島(へんざじま)を結ぶ5キロの道で、「平安座島」「浜比嘉島(はまひがじま)」「宮城島(みやぎじま)」「伊計島(いけいじま)」と4つの島にクルマで行くことができます。
遠浅な海であることは 一目瞭然です。
海がとてもきれいだったので、海中道路パークに寄ることにしました。
風のない干潮時に、ウユニ塩湖のような写真が撮れるビーチが出現するそうです。
湖面に空を映し出す「天空の鏡」が、「死ぬまでに見たい絶景」として、有名になった、あのウユニ塩湖です。
私たち夫婦は、とてもお腹が減っていたので、急いで、お昼ご飯に向かいました。
浜比嘉島の「てぃーらぶい」で、沖縄そば
お昼は、浜比嘉島の「てぃーらぶい」で、沖縄そばを食べると決めていました。
「てぃーらぶい」とは、浜比嘉島の方言で「ひなたぼっこ」という意味だそうです。
築90年の古民家で、「しょうゆ味付けソーキの入ったソーキそば」と「県民が愛してやまない中身そば」をいただきました。
「県民が愛してやまない中身そば」の「中身」とは、豚の内臓のことで、沖縄では、お袋の味の代表選手だそうです。
壮大絶景360度!果報バンタ
私たち夫婦は、果報バンタの入り口を通り過ぎてしまいました。
入り口は、ぬちまーす観光製塩ファクトリーの看板が目印でしたが、果報バンタの記載は一切無かったので、見落としてしまいました。
果報バンタは、ぬちまーす観光製塩ファクトリーの敷地内にありました。
そのため、ファクトリーの営業時間内(9時から17時30分)のみ、
果報バンタに立ち入ることができるようでした。
果報バンタの入り口には、寿命を終えた沖縄の伝統漁船「サバニ」が置いてありました。
「サバニ」は、サメの肝臓を煮詰めた油を塗り、海を走り続けることで、50年60年の寿命を得ると聞いたことがあります。
「サバニ」で競うハーリーも一度見てみたいものです。
琉球石灰岩とソテツが織りなす、沖縄独特の風景が広がっています。
急に視界が開け、素晴らしい眺望が飛び込んできました。
下の方に見える浜は、ウミガメが産卵に訪れる「ぬちの浜」です。
果報は「幸せ」、 バンタは「崖 絶壁」を意味するそうです。果報バンタは、別名、幸せ岬と呼ばれているそうです。私たち夫婦は、「果報は寝て待て」のことわざを思いだしていました。
一段高いところを見つけましたので、登ってみます。またまた、素晴らしい眺望です。
奥に見えるのは、浜比嘉島です。先程、沖縄そばを食べたお店のある島です。
赤い屋根の建物は、ぬちまーす観光製塩ファクトリーです。製塩工場内の見学ができます。私たちが、立ち寄った際も、ガイドの方が製塩工程を説明されていました。
帰りにもう一度、海中道路パーク
海中道路パークの歩道橋からの景色です。
この後、やんばる国立公園内に建つホテルに向かいました。
続きは、続編で!